仕事と学びの本拠地に
コミュニティの本拠地として
僕が運営しているAIあそ部の、実際の部屋割りを見せます
ここからの3章は応用編、僕の実例です。まずはコミュニティ運営。僕はAIを学ぶコミュニティ「AIあそ部」の本拠地をDiscordに置いています。実際の部屋割りをそのまま見せながら、「なぜこう分けると回るのか」を解説します。参加する側の人にも、いつか自分の場を持ちたい人にも効く章です。
この章でわかること
- 実際に運営されているコミュニティの部屋割りと、その意図
- 「1つの部屋に1つの目的」という設計の原則
- 参加者としてコミュニティのDiscordを気持ちよく使うコツ
AIあそ部の部屋割り、実物
AIあそ部のサーバーは、こういう構成です。飾らずそのまま書きます。
横にスクロールできます
読み方はもう身についていますよね。サーバーという建物に、カテゴリーというフロアが5つ。知らせる(更新情報)、集まる(勉強会)、調べる(リンク)、つながる(交流)、聞く(問い合わせ)。役割の違うフロアに、目的のはっきりした部屋が並んでいます。
設計の原則は「1つの部屋に1つの目的」
部屋割りで僕が守っているのは、たったひとつです。1つのチャンネルには1つの目的しか持たせない。勉強会の日程はスケジュールの部屋にしかないし、質問は質問の部屋にしか来ない。だから探し物は部屋名を見るだけで終わりますし、あとから入った人も過去の情報にすぐ追いつけます。
この原則の恩恵がいちばん出るのが、雑談を無理に作らないことです。意外に思われますが、AIあそ部には雑談部屋がありません。交流は自己紹介と作ってみた報告で十分に生まれますし、部屋が少ないほど、メンバーは「どこに書けばいいか」で迷わなくなります。部屋の数はコミュニティの活発さに比例しません。むしろ逆です。
Zoomで開く勉強会のリンクも、毎回スケジュールの部屋に貼ります。参加者は「あの部屋を見ればいい」とだけ覚えればいい。LINEグループ時代のように、リンクが雑談に流されて「もう一度貼ってください」が起きることはなくなりました。
参加する側の歩き方
コミュニティのDiscordに入ったら、この3つだけやれば十分です。AIあそ部でも、他のどのコミュニティでも通用します。
- 入り口と案内の部屋を最初に読む … 部屋割りの意図はたいてい入り口に書いてあります
- 自己紹介の部屋に一言だけ書く … 完璧な文章はいりません。名前と、興味のあることだけで、運営もメンバーもあなたを認識できます
- 質問は質問の部屋で、遠慮なく … 運営の実感として、質問はコミュニティへの貢献です。あなたの質問と回答が部屋に残り、同じところで詰まった次の人を助けます。1対1の問い合わせと違って、答えが全員の資産になるんですよね
そして繰り返しますが、見るだけの参加でかまいません。更新情報のフロアを眺めるだけでも、コミュニティに参加する価値は受け取れます。
読む専用の部屋
更新情報カテゴリーの部屋は、書き込みを運営だけに絞った「読む専用」です。第06章で見たとおり、入力欄が出ない部屋は故障ではなくこの設定です。お知らせが雑談に埋もれないための、運営側の定番の工夫です。
この章のまとめ
コミュニティのDiscordは「1部屋1目的」で設計されていて、部屋名がそのまま案内板になっています。参加者は入り口を読み、一言だけ自己紹介して、あとは自分のペースで。ここまでは人間どうしの話でした。次の章では、この部屋割りの裏で動いているもうひとつの仕組みを見せます。アプリを開かなくても、Discordに情報が届く。自動化とAIの話です。
ここまで来た人へ
コミュニティ、入れそうですか。
第12章まで来たあなたは、Discordの読み書きも、通知の整え方も、安全設定も、コミュニティでの振る舞い方も身につけています。あとは実際の場に入って使うだけです。
それでもどこかで詰まったら、それはあなたの理解力の問題ではなく、この教科書の説明が足りていない場所です。教えてもらえたら直します。
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章末チェックリスト
コミュニティの歩き方が入りました。第13章は自動化とAIの話です。