Discordの地図
サーバー・チャンネル・DMのしくみ
建物・部屋・立ち話。3つの場所の関係がわかれば迷いません
Discordで迷子になる原因は、ほぼひとつです。サーバー・チャンネル・DMという3つの場所の関係が頭に入っていないこと。逆に言えば、この章の図がひとつ入れば、もう迷いません。
この章でわかること
- サーバー・カテゴリー・チャンネル・DMの関係を、建物のたとえで説明できる
- 1つのアカウントで複数のコミュニティに入れる、という感覚をつかむ
- テキストチャンネルとボイスチャンネルの違いを知る
建物・フロア・部屋・立ち話
Discordの世界は、こう見立てるとそのまま理解できます。
横にスクロールできます
- サーバー … コミュニティごとの建物です。勉強会のコミュニティならその建物、趣味の集まりならまた別の建物。あなたは招待を受けて建物に入ります
- カテゴリー … 建物の中のフロアです。「お知らせ系のフロア」「交流系のフロア」のように、部屋をまとめて整理します
- チャンネル … 実際に会話する部屋です。名前の頭に「#」がついているのが文字で話すテキストチャンネル、スピーカーのマークがついているのが声で話すボイスチャンネルです
- DM(ダイレクトメッセージ) … 建物の外での1対1の立ち話です。どのサーバーにも属しません
「サーバー」という言葉にひるまない
技術の世界でサーバーというと、データセンターで動く機械のことです。だからこの言葉を見た瞬間に「私には無理だ」と感じた人がいるはずです。安心してください。Discordのサーバーは、ただの「グループ」の呼び名です。機械の知識はいっさい関係ありません。LINEグループを作れる人なら、Discordのサーバーにも参加できますし、作れます。
呼び名の由来はDiscordの歴史的な事情にすぎないので、頭の中では「建物」か「グループ」と読み替えてください。この教科書でも以降、サーバーという言葉はその意味で使います。
1人の自分が、複数の建物に出入りする
LINEとの感覚の違いがもうひとつあります。Discordでは、1つのアカウントを持てば、いくつものサーバーに参加できます。AIのコミュニティ、英語の勉強会、友人のゲーム部屋。画面の左端に建物の一覧が縦に並び、クリックひとつで行き来します。
しかも、サーバーごとに表示名(ニックネーム)を変えられます。仕事のコミュニティでは本名、趣味の場ではあだ名、という使い分けが1アカウントでできるわけです。参加できるサーバーは100個までですが、ふつうに使っていて足りなくなる数ではありません。
テキストの部屋と、声の部屋
部屋には2種類あります。ふだん使うのは「#」のつくテキストチャンネルで、文字・画像・ファイルでやりとりします。もうひとつのボイスチャンネルは、入るとその場にいる人と声がつながる部屋です。電話のように相手を呼び出すのではなく、部屋に入ったら、そこにいる人と話せる。この感覚は第08章でくわしく扱います。
ロール
サーバー内での肩書きです。「運営」「メンバー」のような役割ごとに色や権限がつきます。参加すると自動で付くことが多く、最初のうちは「名前に色がつく仕組みがあるんだな」くらいの理解で十分です。
この章のまとめ
サーバーは建物、カテゴリーはフロア、チャンネルは部屋、DMは外での立ち話。そしてあなたは、1つのアカウントで複数の建物に出入りする住人です。この地図を持って、次の章では実際の画面を歩きます。どこに建物の一覧があり、どこに部屋の一覧があるのか。画面の言葉に翻訳していきます。
章末チェックリスト
世界の構造が入りました。第03章で実際の画面と対応づけます。