はじめてのDiscord第07章 ・ 読むのにかかる時間 約6分

通知とプロフィールを整える

通知が多すぎて嫌になる前に。最初の10分でやる設定

Discordをやめたくなる理由の第1位は、機能の難しさではなく通知の多さです。この章の設定を最初の10分でやっておけば、Discordは静かで快適な場所になります。ここは飛ばさず、手を動かしてください。

この章でできるようになること

  • サーバーごとの通知を「@mentionsのみ」に絞る
  • ミュートと通知オフを使い分ける
  • サーバーごとのニックネームとステータスを整える

通知の考え方:全部受け取らない

初期状態のDiscordは、参加したサーバーの新着を広めに知らせてきます。人が多いサーバーに入ると、スマホが鳴りやまなくなる。ここで「Discordは無理だ」と離脱する人が本当に多いんです。

でも思い出してください。第01章で見たとおり、Discordの会話は流れて消えません。通知を受け取らなくても、情報は部屋に残っていて、開けばいつでも読めます。だから通知の方針はこれで決まりです。「自分宛て(メンション)だけ即時に受け取り、あとは自分のタイミングで読みに行く」

横にスクロールできます

サーバー通知の3段階 すべてのメッセージ、アットメンションのみ、通知しないの3段階から選びます。おすすめは真ん中のメンションのみです。 すべてのメッセージ 全発言で通知。にぎやかな サーバーでは現実的では ありません おすすめ @mentionsのみ 自分宛てだけ通知が届く。 それ以外は自分のペースで 読みに行く 通知しない・通知オフ 完全に静かに。優先度の 低いサーバーはこれで 十分です
迷ったら真ん中。大事なサーバーほど「@mentionsのみ」が続けやすい設定です。

サーバーごとに通知を絞る

サーバーの通知設定ダイアログ。すべてのメッセージ・@mentionsのみ・通知しないの3つから選べる
通知設定の実際の画面。3段階から選ぶだけです。

設定はサーバー単位でやります。手順は1分で、画面はこれです。

  • パソコン … チャンネル一覧の上にあるサーバー名を押してメニューを開き、「通知設定」を選びます。「@mentionsのみ」にチェックを入れて閉じます
  • スマホ … サーバー名を押して出るメニューから通知の項目を開き、同じく「@mentionsのみ」を選びます

もっと静かにしたいサーバーは、同じ画面にある「通知オフ」(ミュート)を使います。そのサーバーからの通知をまるごと止める機能です。通知オフにしても、読みに行けば情報は全部そこにあります。逆に、絶対に見逃したくないお知らせ部屋だけ通知を強める、というチャンネル単位の設定もできます。

加えて、夜間はスマホ本体のおやすみモード(集中モード)を使うのが確実です。アプリの設定と端末の設定、二段構えで静かさを守ってください。

ニックネームとステータス

通知を整えたら、自分の見え方も整えます。やることは2つだけです。

ひとつ目はサーバーごとのニックネーム。サーバー名のメニューにある「サーバーごとのプロフィール」から、その建物の中だけの名札を変えられます。コミュニティで呼ばれたい名前、たとえば「たなか(東京)」のような分かりやすい名札にしておくと、話しかけてもらいやすくなります。

ふたつ目はステータス。画面左下の自分のアイコンから、オンライン・退席中・取り込み中・オフライン表示を選べます。「取り込み中」にすると通知の音も止まります。仕事中はオフライン表示にしておく、という使い方も気楽でいいですよ。

既読表示はありません

DiscordにはLINEの「既読」にあたる表示がありません。読んだのに返事をしない罪悪感、返事を待ち続ける気まずさから解放されます。コミュニティの道具として、僕はこの仕様を気に入っています。

よくあるつまずき

設定したのにスマホに通知が来ない・来すぎる
Discordの設定と、スマホ本体の通知設定(アプリごとの許可)の二重構造になっています。両方を確認してください。来すぎる場合はサーバーの通知設定、まったく来ない場合は端末側の許可が原因のことが多いです。
未読の印が消えない
チャンネルを開けば消えます。まとめて消したいときは、サーバー名のメニューにある「すべて既読にする」が便利です。未読を消すことに義務感を持たなくて大丈夫です。
ニックネームを変えたら、他のサーバーでも変わってしまった
それはニックネームではなく、アカウント全体の表示名を変えています。サーバー名のメニューから開く「サーバーごとのプロフィール」なら、そのサーバーの中だけで変わります。

この章のまとめ

通知は「@mentionsのみ」を基本に、サーバーの重要度でミュートを使い分ける。名札はサーバーごとに整える。既読表示はそもそもない。これでDiscordは、鳴りやまないアプリから、自分のペースで付き合える場所に変わりました。ここまでが毎日の基本です。次の章からは、使いこなしの領域に入ります。まずは声の部屋、ボイスチャンネルです。

章末チェックリスト