Discordの地図第02章 ・ 読むのにかかる時間 約5分

サーバー・チャンネル・DMのしくみ

建物・部屋・立ち話。3つの場所の関係がわかれば迷いません

Discordで迷子になる原因は、ほぼひとつです。サーバー・チャンネル・DMという3つの場所の関係が頭に入っていないこと。逆に言えば、この章の図がひとつ入れば、もう迷いません。

この章でわかること

  • サーバー・カテゴリー・チャンネル・DMの関係を、建物のたとえで説明できる
  • 1つのアカウントで複数のコミュニティに入れる、という感覚をつかむ
  • テキストチャンネルとボイスチャンネルの違いを知る

建物・フロア・部屋・立ち話

Discordの世界は、こう見立てるとそのまま理解できます。

横にスクロールできます

サーバーは建物、カテゴリーはフロア、チャンネルは部屋 サーバーという建物の中に、カテゴリーというフロアがあり、その中にチャンネルという部屋が並びます。DMは建物の外での立ち話です。 サーバー = 建物(コミュニティごとに1つ) カテゴリー = フロア(部屋のまとまり) # お知らせ の部屋 # 質問 の部屋 カテゴリー = 別のフロア # 雑談 の部屋 通話の部屋 (ボイスチャンネル) DM = 建物の外の立ち話 個人と個人が直接やりとり。 どのサーバーにも属さない あなた = 1人の住人 1つのアカウントで、複数の 建物に出入りできる
この見立てさえ入れば、Discordの画面はただの「建物の案内図」に見えてきます。
  • サーバー … コミュニティごとの建物です。勉強会のコミュニティならその建物、趣味の集まりならまた別の建物。あなたは招待を受けて建物に入ります
  • カテゴリー … 建物の中のフロアです。「お知らせ系のフロア」「交流系のフロア」のように、部屋をまとめて整理します
  • チャンネル … 実際に会話する部屋です。名前の頭に「#」がついているのが文字で話すテキストチャンネル、スピーカーのマークがついているのが声で話すボイスチャンネルです
  • DM(ダイレクトメッセージ) … 建物の外での1対1の立ち話です。どのサーバーにも属しません

「サーバー」という言葉にひるまない

技術の世界でサーバーというと、データセンターで動く機械のことです。だからこの言葉を見た瞬間に「私には無理だ」と感じた人がいるはずです。安心してください。Discordのサーバーは、ただの「グループ」の呼び名です。機械の知識はいっさい関係ありません。LINEグループを作れる人なら、Discordのサーバーにも参加できますし、作れます。

呼び名の由来はDiscordの歴史的な事情にすぎないので、頭の中では「建物」か「グループ」と読み替えてください。この教科書でも以降、サーバーという言葉はその意味で使います。

1人の自分が、複数の建物に出入りする

LINEとの感覚の違いがもうひとつあります。Discordでは、1つのアカウントを持てば、いくつものサーバーに参加できます。AIのコミュニティ、英語の勉強会、友人のゲーム部屋。画面の左端に建物の一覧が縦に並び、クリックひとつで行き来します。

しかも、サーバーごとに表示名(ニックネーム)を変えられます。仕事のコミュニティでは本名、趣味の場ではあだ名、という使い分けが1アカウントでできるわけです。参加できるサーバーは100個までですが、ふつうに使っていて足りなくなる数ではありません。

テキストの部屋と、声の部屋

部屋には2種類あります。ふだん使うのは「#」のつくテキストチャンネルで、文字・画像・ファイルでやりとりします。もうひとつのボイスチャンネルは、入るとその場にいる人と声がつながる部屋です。電話のように相手を呼び出すのではなく、部屋に入ったら、そこにいる人と話せる。この感覚は第08章でくわしく扱います。

ロール

サーバー内での肩書きです。「運営」「メンバー」のような役割ごとに色や権限がつきます。参加すると自動で付くことが多く、最初のうちは「名前に色がつく仕組みがあるんだな」くらいの理解で十分です。

この章のまとめ

サーバーは建物、カテゴリーはフロア、チャンネルは部屋、DMは外での立ち話。そしてあなたは、1つのアカウントで複数の建物に出入りする住人です。この地図を持って、次の章では実際の画面を歩きます。どこに建物の一覧があり、どこに部屋の一覧があるのか。画面の言葉に翻訳していきます。

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